なぜオリの和訳が鴨とアヒル? 一体どっち?
昨日の「簡単スピーディな夕食」の燻製オリの件で気になったので、
アイガモもおまけで調べてみました~。
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鴨 カモ目カモ科マガモ属(野生種で渡り鳥)/wild duck
アヒル カモ目カモ科マガモ属(原種に食肉用、採卵、羽毛採取、愛玩用などを目的に家禽(かきん)化したカモ 体が大きく重く、翼は退化で小さい)/domestic duck
アイガモ 野生の鴨と家禽のアヒルを交配し、鴨に近い肉質。 しかし肉量が少ない、繁殖能力が低い、成長に時間がかかる。
アヒルは北京ダックやローストダック、アヒルの卵はピータン、肝臓はフォアグラなどとして世界中で様々な肉料理に用いられる。
鴨肉と比べて脂が多く、日本においてはそれほど好まれない。
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結局のところ、鴨/アヒル/アイガモは生物学上、明確な違いはなく、英語では「duck」
また、韓国語では「オリ/오리」と一括りに呼ばれるそうです。
英語でwild duck/domestic duckで違いを分けるそうですが、韓国語はオリだけ
(知人談)だそうです。
余談で知人に「アヒルって聞くと近所の公園の池にいた白のボディに黄色のくちばしの
可愛い姿が思い出されて、あまり食欲わかない~。 鴨は別で、鴨そばとか鴨鍋で美味で高級なイメージがある」と言うと、 知人は「野生の鴨? 渡り鳥? そんなの食べて大丈夫なの?」で、まさに所変われば品変わるです~。