酔っ払いの夜話 〜コロナと葬儀〜
つい先週、葬儀に参列しました。 コロナの渦で葬儀も以前と比べてかなり違いがありました。
勿論、どこの地域に葬儀場か、それに感染者基準の段階によって違いがあると思いますが、私の場合は下記です。
1.葬儀場の入り口のコロナチェック
QRコード、体温チェックに消毒等
2.入場者制限
施設全体で参列者も合計で50人までとの事でカウント
3.通夜振舞いも透明アクリル版の仕切
正面を避けて、斜め横に座って食べるなど
4.兎に角、施設全体に人が少なく静寂
韓国の葬儀場は病院に併設されていることが多く、通常複数の葬儀スペースで複数の葬儀が同時で行われています。
前は人で溢れ返り、沢山の人が葬儀に参列し、24時間体制の弔問で人の出入りがありました。
通夜振舞いでお酒を飲み交わし、賑やかが良しとされているので話し声が響いていたのですが、今回はとても静寂。
通夜振舞いを頂きましたが、汁物にご飯とバンチャンスタイルで特には変わりはありませんでした。
しかし、透明アクリル板があり、座る場所も指定されているのでとても会話しずらかったです。
〜 夜話 〜
ここからが酔っ払い仲間の夜話で、葬儀に関する話を適当にピックアップです〜。
1.コロナと葬儀
食事でアクリル板があるとお酒の飲み交わしがしずらく、かなり不評だそうです。 アクリル板が無いところもあるそうです。
コロナで香典をモバイル送金とSNSでお悔やみの気持ちを伝え、葬儀に参列することを控える人も多かったそうです。
2.社長と香典
年齢や地域にも違いがありますが、私の周りは仕事の同僚や親しい知り合いの場合、香典の金額は10万ウォン。
酔っ払い仲間の一人は外資の雇われ社長で、香典は30万ウォンが基本で場合により+α だそうです。 季節の変わり目など重なるときはキツイと洩らしていました。
3.忘れたい過去
とある酔っ払いが知人のお父上が亡くなられたとの連絡を受け、その日のどうしても抜けられない重要な取引会社の接待後、夜遅くに弔門に伺ったそうです。
ご遺族が5人ほど並ぶ前で、焼香で膝をつく深いお辞儀、クンジョルも無事に終わって、本人曰く、「 多分、気が抜けた 」そうです。
最後の最後でクンジョルから立ち上がるときにオナラが出てしまったとのこと。
かなり大きな音が響き、200%聞こえたはずなのに、皆が黙ってスルーしてくれたそうですー。 しかし、恥ずかしすぎて、居た堪れなくって、もうその後はあまりよく覚えていないそうです(笑)
低い姿勢から起き上がるときは、私も気を付けなくては!